Nexus 7のキーボードカバー:MK5100

Nexus 7(2013)用のキーボードを買いました!

ロジクールから出ているiPad用のカバーにもなるキーボードを見てから、このタイプへのあこがれがあったので少々使いにくいことはわかってましたが、カバーキーボードを買いました。

最初に買ったのは、F.G.S Nexus 7 2013 専用Bluetoothワイヤレスキーボード。Nexus 7(2012)用も出ていて、それなりに評価の高かったモデルです。
評価が高いと言っても「すごくいい!」レベルでなくて「まあ、使えるよね」レベルですが。このサイズなのでしょうがない。価格も3000円弱と手ごろで、安っぽいながらも、使うには十分でした。

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しかしこいつにはどうしようもない欠点があります。「ー」を入力するためには「Ctrl」キーを併用する必要があったのです。

日本語で文章を書くときに、これはかなりストレス。「ー」以外は、打ち間違えつつも、あまりキーボード見ないでいけるのですが、「ー」が出てきたら、一 瞬、「あっ」ってなって、キーボード見て「そうそうこれこれ」みたいになります。入力が妨げられます。「セーラームーン」とか最悪です。

キータッチには、だんだん慣れてくるのですが、ここだけは、どうしても慣れない。

Nexus 7(2012)の時は、前期モデルは「ー」が「Ctrl」併用無しだったようです。それなのに「TAB」を入れたいがために、無理やりキーをずらし、その結果「ー」が犠牲になったと…。

このあたりの経緯は、こちらがくわしいです。

まるで純正!ようなNexus 7外付けキーボードを使ってみた
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1303/01/news056_2.html

そして、Nexus 7(2013)用も、その仕様のままであったというわけです。

しばらくはこれで使ってたのですが、なんと、新タイプが登場するとの記事が!

大本命のNew Nexus7(2013版)対応Bluetoothキーボード[MK5100]が発売!!
http://www.magrex.co.jp/blog/?p=803

「ー」が単体入力になっているばかりか、アイソレートキーで打ちやすそう!
そのうえ、カーソルキーあたりにも、余裕がある・・・?いや、全体になんか余裕がある配置。なんだこれは?魔法か?

しかしながら、お値段は、F.G.S.の3倍。8980円。

型番MK5100・・・。ちょっと見覚えのある型番です。MK5000というNexus 7(2012)用のキーボードが以前出てたのです。

MK5100は、MK5000の後継ということなのでしょう。では、MK5000はどのようなキーボードだったか。アイソレートタイプ、じゃありません。

MK5000は、実は、上のNexus 7(2012)のFGSキーボードと、同じ形なんですよね。というか、同じ製品の型番違いなのではないか、と思えるぐらいソックリです。

このことから考えると、しばらく待つと、MK5100と、同じ形の製品が安く出回るのではないか…。そんな予感はありました。

でも、そんなのきっと数か月先のはずですよね。ならば、いまこれを買うのが正解ではないかと!

さっそくアマゾンで発注。

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2つを比較してみます。

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やはり、キーの余裕がかなり違います。なぜこんなに差があるかというと…。

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(1)カーソルキーが最下列の1列でに収まるようになっている。

(2)「Android HOME」キーが独立キーではなく、「Fn」併用にしている

(3)スペースキーを短くして「?」「\」を最下列に持ってきている。

(4)「’」「”」「[」「]」「{」「}」あたりのキーが「Fn」併用になっている。

これだけ変更したことで、「Z」から「M」で比較するとキー1個分程度、余裕ができています。

上の(4)については、人によっては致命的かもしれないので注意ですね。プログラム書くのであれば厳しそう。

そして、もうひとつ、なんでこんなに最下列に余裕ができているかというと、Nexus 7をセットする位置が、少し後ろになっています。

これでキーの縦幅をかせいでいるのですね。

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そのせいで重心が後ろになったこともあるのか、Nexus 7の傾斜角度が、前と変わっています。(上が前の、下が新しいの)

床において作業するには、画面が立ちすぎてて厳しいですね…。机で作業するなら許容範囲だと思います。

実際、打ち込んでみると、新しいほうのキーボードMK5100は、かなり打ちやすいです。

タッチミスは、まだありますが、「ー」が直接入力になったことと、アイソレートになって、さらにスペースにも余裕ができていることで、ストレスがかなり軽減されました。


そんな風に喜んでいた矢先、発見してしまいました…。同型キーボードが格安で売られていることに…。ちょっと、早いよ!

テラガジェットで、3000円弱で買えるようです。見た目、同型ですが、ほんとに同じかどうかは、わかんないです。


(追記) つい先ほどのこと、カーソルキー右ボタンが、押し込まれたまま戻ってこなくなりました。ギュッと押すと、戻ってきます。

キーリピートされるわけじゃなかったので、まあいいかなと思ったんですが、買ったばっかでこれはちょっとなあ、と思い、キーを外してみました。

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力入れて引っ張ると外れる。

キーボードの枠のところに、バリが出てました。これを取ってやると、スムーズに動くようになった。よかったよかった。

9000円弱の製品としては、ちょっと…ですね。

とはいえ、現状で、カバー付きキーボードを買うのであれば、これがベストかなと!