テープが読めないMZ-700

MZ-731、入手時から、テープの読み込みに失敗することが結構ありました。カセットテープアダプタを使っているので、テープ送りのヘタリではないのですよね。

内蔵データレコーダが怪しいのか?カセットテープアダプタ経由なのが良くないのか?と、外部背面端子から読むためのアダプタを作成して、背面端子も使ってみたのですが、背面端子の方は全く反応なし…。余計ダメでした。

まあ、背面端子は使えなくても内蔵データレコーダはそこそこ動いてるし、たまに失敗するけど数回やれば読めるからいいか~、と甘く思ってたのですけれど、ある時から、まったく読み込まなくなってしまいました。

テープを読めないMZ、ホントに何もできない。これは参った。プロッタプリンタのメンテナンスもガッツでCGもできない。

カセットアダプタが変なのかと思って、中古データレコーダ入手してカセットアダプタの音を聞いてみたり、モノラル・ステレオをちゃんとしないといけないのかと思って変換アダプタ使ってみたりしたのですが、何も進展なし。

もう、残る手段は、MZ80K_SD を使って、SDカードから読み込むしかない…。最終的にはそうするつもりだったので、予定はちょっと早まったけど、それでいいか…と思っていました。

検索してみると、ひろっぴさんのブログに同じような症状の記録が。

週刊レトロPC Now!
http://ihiroppi.blog137.fc2.com/blog-entry-284.html

回路図を確認すると、テープデッキからの入力は NOTゲートICを通って、8255 に入ってるので、このへんがあやしい(可能性が高い/これより深い場所じゃないといいな~)みたいな感じですね。

まあ、いずれにしても、やれることはこれぐらいしか無かったので、NOTゲートIC を入手して取り換えてみました。

IC取り外し初挑戦でした。ICを無傷で取り外すことはできなかったですけども、必要な作業はうまくできた。

交換後、組み立てて、ドキドキしながらためしてみると…テープ読めた!!!!超感動です。

これまで読めなかった背面端子からも読めるようになってました。カセットアダプタ経由よりもこっちの方が読み込み安定しますね。

何でこのICが壊れたのかはわからないので、たまたま壊れた…ってことなのですかね。油断はできませんが、ひとまずテープ読めない件は解決となりました!


これで完璧!ひさしぶりにプロッタプリンタでCG出力できるぞ~、とやってみたところ

以前に修理したフィードのギアがまたヘタッておりました…。前回はPLAでギア締めパーツを作ったので、今回は弾性のあるPET-Gで作ってみることにします。

レトロPCで遊ぶには、一難去ってまた一難ですね。それもまた楽しい。

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