MZ-731 プロッタプリンタ復活!?

入手した時はこれはダメなんじゃないかと思ったプロッタプリンタ。まあ、それでもMZ-721相当として遊べばいいか…と思ってました。(MZ-721にしてもカセットのフタが無いが…)

そんなとき、ロポコ作者の Tookato さんから返信が。

おお、まだ望みはあるのかも…!

絡まっている部分をなんとかすると、ヘッドが左右に動くように!

あとは、ペンを支える金属パーツが曲がってしまっているのを何とかしたい。このリボルバー状のパーツを取り外すには、分解しないといけないかな~、と思ってたところ

shige-ruu さんから、簡単に外せますよとのアドバイス。

外れました!金属パーツの元の形がわからないですが、グシャグシャだし、ちぎれている箇所もあるし、大丈夫か不安です。(絡まってるのをほどくときにさらにダメージ与えてしまったかも…。)

正しい形はこちらですね。


まっすぐで美しい…。このパーツは前後に動くペンを押し返すバネの役割しているようです。ひとまず、4つの中でもダメージが少なそうな位置を使ってみることにしました。

shige-ruu さん公開のペンモデルを使い、文字列を印刷してみたところ…

印刷できました!HELLO,WORLD!
ちょうどいい幅のロール紙が無かったので、DevTermの時に入手した幅58mmの感熱ペーパーに印刷です。


ここまでくれば、ロール紙が欲しいところですね。MZ-731用のロール紙は、幅114 mmとのこと。あんまり見ないタイプで、探してみると10巻セットしかない…。そんなには使わないと思うのですけれど。でもまあ、他に無いなら仕方ないのでこれを購入しました。

到着は夏休み明けになりそうな表示があったのですが、すぐ来ましたw

ペーパーホルダーも shige-ruu さんのモデルを使用。

外径:80mm なので、MZ-731 標準のペーパーホルダーには収まりきらないのですが、shige-ruu さんのロングバージョンペーパーホルダーを使えばバッチリOKでした!

ちなみに、芯にはダイソーのペーパーストローを使用。強度はそんなにないですが、支える分にはこれで十分でした。折れたら取り換えればヨシ!

ということで、ひととおりの印刷ができるようになったので(色替えはできないけど)プリンタのグラフでおなじみ、メキシカンハットの印刷をしてみました!

瞬時に拡散!古いパソコンでメキシカンハットが蘇った日
https://togetter.com/li/2390318

なんか形がおかしい?プログラムを色々見なおしてみましたが、こんな形状になりそうなところは無さげ。
…これが、次の故障への幕開けなのでした。


メキシカンハット、あらためて再印刷してみると…

なんかペッチャンコに。明らかにおかしい。


紙送りが全然できなくなってる。

分解したらわかるかも、と思って分解してみました。

が、結局どこが悪いのやらわからなかったです。

これはもう手詰まりか、まあ、一度だけでもメキシカンハット(もどき)を出力することができただけでも大成功か…と、ふたたび MZ-721相当で使っていく覚悟を決めていたところ…

TooKato さんから再度アドバイス!フィードのギアの軸支えが割れて緩んでいるのではとのこと。動画を見るとまさに同じ現象でした!(TooKatoさんもこの現象に遭遇したとのこと。よく発生する故障個所のようですね。)

2枚がかみ合っているギアで、ホントはそれらをスプリングでテンションかけた状態にしておくべきなのですが、スプリングをひっかけるツメが2本のうち1本折れてました。
1本残ってれば、スプリング無くても動作はできるようなので(多分、精度が少々落ちるっぽい?)ここはそのままにしておきました。

軸を締め付けるためのパーツを 3Dプリンタで作成。こういう形状、この印刷方向であれば、FDM方式3Dプリンタでも十分な強度が出ますね。そして、紙送り復活!

再度メキシカンハット印刷!今度はうまくいった~!
最初に印刷した時のちょっと変な角度になったの、紙送り不調のせいだったかどうかはちょっと謎ですね…。紙送り不調にしてはキレイに印刷できすぎですし。でもプログラムは同じはずなんですよね~。謎…。


ということで、1色の印刷は普通に使えるようになりました!ペンの色替えはまだうまく動かないですね~。

“MZ-731 プロッタプリンタ復活!?” への1件の返信

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