GPD Pocket :夢の小型ノートPC登場

GPD WINが出た時、このあと数年間は、こういった機種は出てこないものだと思っていました…。

しかし2017年1月にGPD社から突然の発表が!「GPD Pocket」!今回の端末は、ゲームパッドは廃して、より小型ノートPCに近づいたものになるようです。
見た目は、まさに「小型MacBook」!なんだこれは!マジか!

そこからは情報を集めながらクラウドファンディング開始発表を待つ日々。

ユーザからキーボード配列意見募集したりして、まあ、ユーザから募集しても、ぜんぶをかなえるのは無理だよねえ、って結果ではありましたが。100点は無理でも多くの人の80点をねらえるキーボード配列になったと思います。


2017年2月15日、GPD WINの時と同じクラウドファンディングサイト「IndieGoGo」でプロジェクトが開始されました!見つけた瞬間に出資完了!僕のオーダー番号は2桁前半でした。
「USB-C Hub付」のセットが選べたので「USB-Cってまだ不安定って聞くし、きっと動作保証の付いたHubを付けてくれるんだろう」と判断して「USB-C Hub付」を選びました。(この判断が、後の運命を分けることになろうとは、この時はまだ知らなかったのです…。)

「今年中の出荷」とのことだったので12月ぐらいかなーと思っていたのですが、なんと2017年6月出荷予定とのこと!ちょっと早すぎて信じられない。


そしてその後…。

3/10「プロトタイプのビデオ公開するよ」

(なんかもう完成してる!)
3/21「RAMを4GBから8GBに、CPUをZ8700からZ8750にアップグレードするよ!」
3/22「$2Mゴールの超えたから、充電をPD2.0対応することにするよ!」

なんか、どんどんアップグレードしている。うれしい反面、ホントに大丈夫なのかこれ…という心配も。

あとは、週に1回程度の情報更新がありつつ、あっという間に6月。果たして予定通り出荷は開始されるのか。

僕は、待ちきれないあまり、キーボードを原寸印刷したりして楽しんでおりました。


このころ、「GPD Pocket」と似た感じの端末「Gemini PDA」もクラウドファンディングで募集開始になりました。OSはWindowsではなく、Linux/Androidとのこと。僕はこっちには出資せず。

正直な感想としてはGPD社と比較して、成功率(=想定通りの商品が想定通りのスケジュールで出荷される可能性)が、かなり低いのではないか、と感じています。


GPD Pocketのサンプル端末が出てきたあたりで、「技適ホントに取ってるの?」疑惑が。

まあ、このへんは最終的に何とかなると楽観視しておりました。


6/13 ホントに出荷始まった!

が…!日本への出荷は、技適待ちのため1週間遅れとのこと。遅れるのは残念だけど「技適アリ確定」に安心。

と、このあたりで、日本でも端末を入手した方の報告が出る。日本最速は、IndieGoGo出資者ではなく、通販サイトAli経由の方でした…!ぐおー。

日本ではIndieGoGo出資者に届く前に、通販サイトでの購入者が入手したりしして混乱が起き始める。僕も混乱してこんなTweetをしていた。


6/22、ついに日本向け出荷開始!今回は「Hub無し」のみだった…。そして続々と出荷が続くと思われたが…続報が…全然ない…!

6/28 IndieGoGoの掲示板に、GPDから「不具合発生したからちょっと待って」とのコメントが。でも通販サイトだとふつうに販売継続しているので疑惑フカマル。

ここから2週間更新無し。混乱のあまり、それっぽい荷物のトラッキング情報をチェックしてみたり、こんなTweetをしたりしていた。

ああ、あのとき、「Hub無し」を選んでいたら、いまここに GPD Pocket があったのに…!


そして、7/10、ついに僕の分が出荷されたのでした!トラッキング情報確認してみたところ「通関中」。出荷が7/6で、通関中になってるのが7/8の昼過ぎだった。前回の感じだと、これ、明日明後日には来るんじゃないの?

ところが、その後、全く情報は動かず…。ナンデー。

しかしながら、翌々日の7/12に、突然Twitterに到着報告が!トラッキング情報の反映が遅れているだけの様子。ということは…その日…うちにも…

きたー!

その後、トラッキング情報は更新されました!遅いわ!