なにぶん3Dプリンタに触るのも初めてなもので、まったくわかりません。おそるおそるセットアップ。
中に納まっている段ボールを取り出し、電源ON。微妙に安っぽい起動ミュージックが鳴ります。ちょっと、電子音の音量が大きいw
標準で赤いフィラメントが付いていました。湿気を吸わないように、真空パックになってます。
フィラメント(フィラメントって言いなれていないので噛みそう)をセット。変なことしてしまわないように、息をひそめておそるおそるセット。Adventurer3は、専用フィラメントをケースに内蔵できます。
操作パネルで「樹脂交換」→「押出」を選択します。フィラメントがどんどん吸い込まれてゆきます。
しばらくすると、チューブの先端、印刷ヘッドの先の方から、溶けて細くなったフィラメントが垂れてきます。これ…で…良いのかな?
放置してるとどんどん出てくるので、ボタン押して停止。
この出てきて固まった細いやつはどうすれば…。数秒で固まっていたようなので、とりあえず、ポキッと折って排除しておきました。
準備はこれで完了!
最初に何をプリントするか?準備してました!PLEN:bitの頭パーツです。この日のために、事前に印刷用ファイルを用意してたのでした。
パーツのデータは、PLEN公式GitHubで公開されています。
plenprojectcompany/PLEN2
https://github.com/plenprojectcompany/PLEN2/tree/master/stl
STLファイル形式で公開されています。印刷するためには FlashPrintというツールで gx ファイルに変換する必要があります。FlashPrintは、FLASHFORGEのページ(正直、UIがダメなページ)からダウンロードできます。
FLASHFORGE JAPAN:ソフトダウンロード
https://flashforge.co.jp/support/#down
起動したら、stlファイルをドラッグ&ドロップしてファイルを開きます。
接地していない部分を印刷するために、その下に補助のパーツ(サポート)を付けます。どうつけるのが良いかわからないのですが、「オートサポート」選択すればだいたいいい感じで自動的に付けてくれました。サポートの形や、大きさ太さも設定できるようです。特に何もせず標準のままで。
緑色の部分がサポートです。頭部分支える必要あるので、中にギッシリ詰まった感じです。
スライスで、印刷の解像度設定です。樹脂の積み上げを何mm単位で行うかを決めることができます。
小さいほどデコボコなく仕上がりますが、その分時間がかかる感じですね。
最初なので、解像度は「標準」で。ヘッドの移動速度とか、温度とか、いろいろ設定できるみたいです。
「gx ファイル」が書き出されます。フラッシュメモリにコピーして Adventuere3 に差し込み。
(フラッシュメモリ使う以外にも、ネットワーク経由でも印刷できるみたいです。)
USBフラッシュメモリを差し込んで、印刷メニューからファイル選択。液晶モニタに、3Dモデルが表示されるので間違いにくいようになってます。良いですね!
初の3Dプリンタ印刷…!ドキドキ。
できたー!出力は3時間ぐらいかかりました。
プレートから外して(結構くっついていて固い)、サポートをポキポキとはがしていきます。基本的に簡単に取れるようになっているのだけど、場所によっては取れにくいところもある。とった後は、少々ガタガタになっちゃいますね。仕方ない。
プラスチックパーツとの比較。サイズほぼ同じにできました!(厳密にはちょっと小さいかな…?試行錯誤必要ですね。)
フィラメントは、湿気を吸うとよくないので、保存には気を付ける必要があります。
布団乾燥袋に乾燥剤と一緒に入れておく方法にしました!