M5Stack:PC-6001 エミュレータの使い方

Common Source Code Project のPC-6001エミュレータをM5Stack FIREに移植しました。

https://github.com/shikarunochi/CommonSourceCodeProjectM5Stack/tree/master/src/pc6001

ビルド済みの bin ファイルも用意してあります。

https://github.com/shikarunochi/CommonSourceCodeProjectM5Stack/tree/master/bin
pc6001.bin

binファイルをSDカードに入れておけば、LovyanLauncher から読み込み可能です。

LovyanLauncher
https://github.com/lovyan03/M5Stack_LovyanLauncher

キー入力は、M5Stackオプションの CardKBか、シリアルコンソール経由で行います。

M5Stack Official CardKB Mini Keyboard


下記サイトで公開されているPC-6001用互換BASICを用いれば、実機ROMが無くとも実行可能です。

秋川藤志のページ:PC-6001用互換BASIC
http://000.la.coocan.jp/p6/basic.html

フォントROMの作成方法や、PC-6001用アプリ公開サイト一覧の情報も載っています!
大変ありがたいですー。


上記サイト情報に従って、互換ROMを用いてエミュレータを実行してみます。まずは、必要なファイルを準備してください。

互換BASIC ROM:BASICROM.60
フォントROM:CGROM60.60

ゲームイメージファイルは、Hashiさんのサイトに掲載されている「スネーク・ワールド (for PC-6001)」を使ってみます。

プログラムファイルtsnakp6.zipをダウンロードして、zipファイルから「tsnakp6[Mode2_Page1].p6」を取り出してください。

これらのファイルをSDカードの /pc6001ROM/ の下に入れてください。

PC-6001では、起動時の「How Many Pages?」に対して、実行したいプログラムに合わせた入力をする必要があります。スネークワールドの場合は「1」になります。
ちなみに「Mode2」というのは、PC-6001mkIIで実行する場合に選択するモードの指定です。PC-6001の場合は気にしなくて大丈夫です。

ファイルの準備できましたら、エミュレータ起動。

ページ数に「1」を入力。

「cload」でプログラムロード指定。この後に、ロードするテープイメージファイルを選択します。

Bボタンでファイル一覧が出ますので、選択します。

テープ読み込み。…しばらく(数分)かかります。

テープ読み込み終わったら「run」で実行。

ゲーム起動!


ということで、M5Stack FIRE用のPC-6001エミュレータでした!
こんにちは、マイコン!



このエミュレータが実行可能なのは、2019/03/25 時点では M5Stack FIRE のみです!


Amazonリンク貼りつつ、なんですけど、海外からの通販に抵抗が無い場合は、本家M5Stack の AliExpress で購入してみるのもいいかと思います。販売されている商品の種類も多くて、価格も少し安めです。ただし、到着まで半月~1ヶ月ぐらいかかります。