MZ-731 実機入手!

エミュレータで過去のホビーPCを体験することは可能ですが、やはり実機での体験とは異なったものなのですよね。パソコン博物館で実機に触れ、実機の「存在感」を改めて感じました。

その中でも、エミュレータでは絶対に体験不可能なハードウェアに「プロッタプリンタ」があります。MZ-700シリーズの最上位機種 MZ-731に搭載されていたプロッタプリンタ。ペンが上下左右に動いて文字を出力する様は「印刷」というより「書く/描く」といった表現が似合います。

実は過去に、X1Cのプロッタプリンタ搭載機を所持していたこともあり「あの動きをまた見てみたいな」とか「もし今の知識で触れたら、当時よりいろいろなことができるのにな」と思っていました。

とはいえ、40年前の機種。今、入手したとしても、可動部が多いだけに壊れていることも多そうだし、そもそも消耗品のペンやロール紙は手に入らないなーと思って「入手しよう」というところまではいきませんでした。


そんな時、shige-ruuu さんが汎用のボールペンをプロッタプリンタのペンとして使う3Dモデルを公開されました!

さらに、中古品では紛失されていることが多いロール紙保持パーツも!

これは、MZ-731本体が入手出来たら、プロッタプリンタ動作できる可能性結構高いかも…?

ということで、次に良い機会が来たなら、積極的にMZ-731本体入手に動く覚悟ができました!


そして、その機会は結構早くやって来ました!その気になって意識してれば情報に気が付きやすいということもありますね。

ミニチュアと記念撮影です!カセットのフタが無くなちゃってます。フタの支えが根元から折れてるっぽいですね…。


ビデオ接続で画面表示OK。キー入力・動作問題なし。プリンタもなんか動いてるっぽい!

プログラムはカセットアダプタ経由で読み込み。カセットのフタが無いのでむしろセットしやすいですw 音量調整がわりと微妙。同じ音量でも読み込みはうまく行ったり行かなかったり。まあ、読み込むことは可能なのでひとまずよしとしましょう!

起動時にペンがガチャガチャ鳴ってたので、完全に故障では無いっぽいですが、ペンの支えパーツがなんかめちゃくちゃに曲がってしまってました…。これは前途多難。はたしてプロッタプリンタは復活できるのか。

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