watchX:Scratch で「ワールドさんこんにちは!」

Arduino 開発環境での「Hello World!」が手詰まりになってしまったので、もう一つの環境、Scratchによる開発も試してみます。

開発には、mBlock というツールを使います。

mBlock : Programming software designed for STEAM education
http://www.mblock.cc/

インストールして起動!

謎のパンダが…。

watchXのサイトからダウンロードした watchX mBlock拡張機能をインストールします。
ダウンロードファイル watchX – mBlock Extension.zip の中の watchX_Blocks_V1.0.zipを使用します。

拡張機能を追加するのところから、zipファイル(watchX_Blocks_V1.0.zip)を選択。

完了ダイアログは出てこなかったのですが、「インストール完了」ボタンで出てくる一覧に入ってました!


ダウンロードしたプログラム例(watchX – mBlock Examples.zip)から一つ動かしてみます。一番シンプルな名前の「ScratchWatch」をオープン。

ScratchによるwatchXプログラムが読み込まれました。Scratch形式にはなってますけど、API呼び出し命令が並んでる感じですね。
watchX開発では関係のないパンダが主張しすぎなので「ステージを隠す」で消しておきます。(パンダすまない!)

編集で Arduino モードを選ぶと、Arduino用に変換されたプログラムも一緒に表示されます。(この画面ではArduinoプログラム側は表示のみで編集不可です)

「Arduinoにアップロード」を押すと、watchX に転送・実行されます。押下!…1回目、転送失敗。2回目、うまくいったー!


転送の処理は「1回目は確実に失敗。いったんCOMポートが消失。数十秒後に、COMポート復活。次の転送で成功」という流れが必ず起きているような気がしますね…。まあ、そういうもんだと思うことにします。

⇒ 2018/07/02 追記:Arduino Leonardo は、そういう動作をするみたいです。

http://www.fabxfab.com/?pid=50448761

【自動(ソフトウェア)リセットとブートローダーの初期化について】
プログラムをアップロードする前にリセットボタンを押すのではなく、Arduino Leonardoでは、ソフトウェアからリセットを行います。Arduino Leonardoの仮想(CDC)COMポートが1200baudで開き、閉じられることがリセットのきっかけとなります。そしてプロセッサーがリセットされ、USB接続が切断されます(仮想COMポートが一時的に消えます)。プロセッサーのリセット後にブートローダーが起動し、8秒間ほどアクティブになります。ブートローダーはArduino Leonardoのリセットボタンを押すことでも起動します。また、電源が入ったときは、ブートローダーが起動するのではなく、ユーザースケッチを開始します。


では、あらためて、ワールドさんへあいさつを!

watchX 用の命令群は「ロボット」のカテゴリにありました。

Scratchではシンプルですが、Ardionoプログラムに変換されると前処理などがちょこちょこ入る感じですね。

ワールドさん、こんにちは!


日本語も試してみました。

ああー。そうですよねー。