COZMO SDK:リモートコントロールアプリ

COZMO SDK のサンプルアプリの中に、リモートコントロールアプリがあります。これを使うと、COZMOを自由にコントロールできるようです。

/examples/apps/remote_control_cozmo.py

Anki Developer 公式の紹介動画もありますね。

では、さっそく、実行!

実行のためには、Flask のインストールが必要とのこと。Flaskは、Python の軽量なWebフレームワークです。よっしよっし。サックリとインストールしてやる。

ナニコレー。エラー!

調べてみると、Windowsの場合、pipでのインストール時にUnicodeDecodeErrorが発生することがあるみたい。
『コマンドプロンプトの文字コードを「UTF-8」にすることで解決』するみたいなんだけど、うちではそれで解決せず。
しょうがないので、\lib\site-packages\pip\compat\__init__.py”, line 73 を書き換える方法で対応です。
該当行の「return s.decode(‘utf_8’)」を「return s.decode(‘cp932’)」に変更。
念のため、今回中途半端にインストールされているJinja2 / Werkzeug / itsdangerous / click / MarkupSafe をアンインストール。(それぞれ、pip3 uninstall MarkupSafe のような感じ。)

あらためまして、インストールしたところ

うまくいったー。では、remote_control_cozmo.py を起動!

おおお。起動した。すると、自動的にブラウザが起動。画面表示されるまでに、しばらく時間かかるので待っていますと…

きたー。ここから、キーボードで操作ができます!

W / A / S / D 前に進む / 左を向く / 後ろに進む / 右を向く
Q マウス操作のON / OFF。マウスONにすると、FPSゲームのような感じで、向く方角をマウスでコントロールできます。
T / G 頭を上げる / 下げる
R / F 腕を上げる / 下げる
Shift 動作速度UP
Alt 動作速度DOWN
L 赤外線ヘッドライト ON / OFF
O デバッグ表示 ON / OFF
P フリープレイモード ON / OFF
0 ~ 9 それぞれのキーに選択した動作を実行
Space 入力した文字列をしゃべる

起動したときは、動作がめちゃくちゃ重くて、画面表示も全然書き換わらなかったんですが、「O」でデバッグ表示を「OFF」にすると、かなり軽くなりました。デバッグ表示はやはり重い処理です。

0~9は、選択BOXからAnimationを選んで、自由に動作させることが可能なのですが、見たことないAnimationもいっぱいあるので、なんか「ネタバレ見ちゃった感」がありますね…。(僕は2つほど見た後、これは一気に見てはもったいないと思って、ガマンしています。)まあ、現時点で全部見てしまったとしても、きっと、今後のSDKバージョンアップによって、さらにどんどんAnimationが増えるんじゃないかなーって期待しています。

「P」でフリープレイモードを「ON」にすると、COZMOが勝手に動くモードになります。COZMOの目線がわかっておもしろい。おもしろいけども、画面見てると酔いそうです。


「赤外線ヘッドライト」がどれぐらいの物なのか気になるので、部屋の電気を消してみました。

まっくら。赤外線ヘッドライトON!

おお、ちょっと見えるようになった!