グラフィカルなプログラミングのコードラボは、初心者がプログラムの仕組みを楽しく学習するにはとても良いと思います。
しかし、やはりこれだけでは、物足りないものがあります。もっと細かく制御したい!スクリプトを書いて、PCからコントロールしたい!
OKです!Ankiは、COZMOをPCからコントロールするためのSDKを公開しています!うおー、やったー!
COZMO SDK
https://developer.anki.com/en-us
使用する言語は、Pythonです。必要なバージョンは 3.5.1 以降。
SDKページ Document の、Initial Setupに従って、PythonとSDKのインストールを進めていきます。
Initial Setup
http://cozmosdk.anki.com/docs/initial.html
macOS / OS X , Windows, Linux それぞれで説明がありますね。
僕はWindows を使います。
Installation – Windows
http://cozmosdk.anki.com/docs/install-windows.html#install-windows
1.Python 3.5.1 以上をインストール
2.コマンドプロンプトから、COZMO SDKをインストール。
pip3 install --user cozmo[camera]
3.開発用スマートフォンとの接続
iOSデバイスの場合、Usbmuxdを使用するために iTunesのインストールが必要です。iTunesはインストールさえしておけばよくて、COZMO SDK使用時に、特に起動しておく必要はありません。
Androidデバイスの場合、Andrond Debug Bridge(adb)が必要です。
adbに関しては、結構めんどくさそうな感じ。
ひとまずは、楽そうな iOSから接続してみます。
開発機OS / デバイスOS それぞれの組み合わせに対応した、解説の動画あります。(英語ですが)
Cozmo SDK — Installation for iOS / Windows
4.SDK Example Programsを取得して展開。
SDK Example Programs
http://cozmosdk.anki.com/docs/initial.html#sdk-example-programs
(Windows用とmacOS/Linux用がありますが、圧縮方式が違うだけで中身は同じですね。)
GitHub にも上がっています。
SDK Example Programs のフォルダ構成はこんな感じ。
チュートリアルフォルダ \tutorials\01_basics の下のファイル
これらについては、順番に説明している解説動画がありますので、これに従って進めていくのが良さそうです。
Cozmo SDK — Example Programs Walk-through: The Basics
GPD Pocket を使って、コンパクトな開発環境となるはずだったのに、使用端末が iPad Pro 12インチだったために大規模となってしまった図。
GPD Pocket でスクリプト動作させてみると、ちょーっとCOZMOが動作開始するまでの時間が長いかなーという感じです。(とはいえ、そんなに気になるほどのものでもないです。)
USB-C のハブが、わりかし熱を持ちますね…。あっ!これって、iPad Pro に給電しているということなのか…!?
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