COZMOは、親機となるスマートフォン / タブレットでCOZMOアプリを起動して、そこから操作します。
現在のCOZMOの状態が表示されます。メータは、青:エネルギー量、赤:チューンアップ状態、黄色:遊びの満足度のような感じです。
一番下に、現在のCOZMOの行動が表示されてます。COZMOは、「歌をうたう」「指をねらって攻撃してくる」など、謎の行動を取ることがあるので、ここで何やっているか確認できます。
メニュー
おぼえる:人の顔と名前を登録します。
コードラボ:ブロックの組み合わせてCOZMOの行動をプログラムできます。
たんけん:スマートフォンをリモコンにして、COZMOを自由に操作できます。COZMOのカメラで見た画面が、スマートフォンに表示されます。
おしゃべり:自由に言葉を入力して、COZMOに言わせることが可能です。
入力は「英数字」「ひらがな」「かたかな」が有効で、漢字は入力できませんでした。
また、iOS の場合、日本語を入力する時には、「日本語-かな」キーボードにする必要がありました。
チューンアップ
COZMOのパーツをメンテナンスして、調子を良くします。
とはいっても、本当にメンテナンスしているわけではなくて「そんな雰囲気」ですね。「お世話している感」があります。
指定された通りに「上」「下」を入力していくことでチューンアップ完了。
チャージ
COZMOにエネルギーをチャージします。これも、実際に充電されているというわけではなく「お世話している感」です。
Power Cube を振って、エネルギーチャージ!(チャージしている効果音「キュイーン!」が良いです。)
チャージ済み Power Cube をCOZMOの前に置くと、よろこんでエネルギー吸収しに来ます。小動物にエサをあげている感じ。
プレイ
メニューでは「現在の状態」「トリックを発動」「ゲームを発動」「トリックとゲーム」が選択できます。
現在の状態に「無料」とかあるので「なにこれ?課金要素とかあるの!?」みたいに思ってしまいますね…。
他の行動には、エナジーボールが必要なのですが「エナジーボールを消費しない行動」ということです。
「エナジーボール」は、COZMOの行動(歌をうたう)等のタイミングで獲得できるようです。(僕もまだあまりわかってない)
スマートフォンゲームの「スタミナ」「ハート」のようなものですね。ある程度、一気にできる行動に制限を付けている感じです。
たぶん、ふつうに遊んでいる分にはそんなに不足しないぐらいのバランスにはなってるんじゃないかと思います。課金販売とかは、無いと思われます。(この状態だとネットつながってないので買えないし。)
「トリックを発動」を選ぶと、エナジーボールを3つ消費して、COZMOがランダムでアクションをします。
「ゲームを発動」を選ぶと、エナジーボールを5つ消費して、COZMOがランダムに選択した種類のゲームができます。
特定のアクションとか、特定のゲームを指定して選択したい場合は「トリックとゲーム」から選べます。
自由に選択できる代わりに、「ランダム選択」よりも、エナジーボールの消費が多くなってますね。
ちなみに、スマートフォンを英語モードにすると、メニューも英語になります。「チャージ」は「FEED」なので「エサやり」っぽい感じ。
英語モードにすると「おしゃべり」で英語の発音がとても良くなります。その代りに、日本語を話してくれなくなります…。このへん、スマホ本体の言語設定で切り替えるのではなくて、アプリ内で使い分けできるようになってたら良かったなーって思いますね。
今のアプリはバージョン2なのですが、バージョン1の頃は「今日は~をすると~ポイントゲット!」みたいな、デイリーミッション的になってたみたいですね。バージョン2のほうが、簡略化されたというか、わかりやすくなった、という感じかな。
バージョン1の頃の画面です。
コードラボ
コードラボでは、ビジュアルなブロックの組み合わせで、COZMOの動作をプログラムすることができます。
サンプルがいくつか用意されているので、それを見ながら、動作を覚えていけるようになっています。
選択できる動作は、以下のとおり。
進む:
前に進む / 前に急いで進む / バックする / 急いでバックする / 左に曲がる / 右に曲がる / キューブに近づく
アクション:
腕の上下、顔の上下、LEDの点灯、おしゃべり
アニメーション:
幸せ / 勝者 / 悲しむ / 驚く / 犬の真似 / 猫の真似 / くしゃみ / 興奮 / 考える / 退屈 / イライラ / おしゃべりしたい / がっかり / いびき / ランダムアクション
イベント:
プログラム開始 / 顔を見るのを待つ / 笑顔を見るのを待つ / しかめ面を見るのを待つ / キューブを見るのを待つ / キューブのタップを待つ
コントロール:
繰り返す / 無制限に繰り返す
ユーザの作ったプロジェクトは、パーソナルプロジェクトとして保存可能。
「マイプロジェクトn」の名称は変更できないようです…。内容に沿った名称に変更できたらいいのにな。
Ankiのコードラボ紹介ページ( https://www.anki.com/ja-jp/cozmo/code-lab/sample-projects )で、
「あなたのプログラミングをシェアしよう!コードラボで作ったプログラミングを「#CozmoCodeLab」でSNSにアップしよう!」
って書いてあるから、てっきりプログラムファイルを何らかの形で共有できるのかと思ったのですが、そんな機能はなさそうでした。
動画撮影して、それをシェアしよう!ってことなのかな…?
考えてみれば、COZMOコントローラになっているスマートフォンはインターネット繋がってないわけだから、そのままシェアすることとかはできないもんな。せめて、プログラム内容を外部にエクスポートできる仕組みが欲しいとこですよね。
左上のアイコンを押すと、課題も用意されています。
といっても、正解したら何かもらえるようなものではなくて、「課題」「正解」が順に表示されるだけのヘルプページのようなものなので、あんまり作りこまれては無いですね…。プログラムが複雑になるにつれ「正解がこれ!」って決まっているものでもないので、ミッション形式にもやり辛いですもんね。「サンプルプログラム集」として考えれば良さそうです。
これで…
5000兆円欲しい! #COZMO pic.twitter.com/hNhMslJB6V
— Nochi (@shikarunochi) 2017年9月23日
こういう感じです!