FLASHFORGE Adventurer3は、本体にフィラメントを収納することができるのですが、これには専用のフィラメントを使う必要があります。少々割高になりますね…。
他社のフィラメントはサイズが合わないので、ここに収めることはできないです。使うためには、フィラメントを保持するなんらかの仕掛けを作る必要があります。
Adventurer3用のフィラメントホルダーパーツが公開されていました。これを使わせてもらうことにします。
FlashForge Adventurer3 Filament Holder
https://www.thingiverse.com/thing:3049146
自分の拡張パーツを自分で作る、まさに3Dプリンタならではですね。
無事印刷完了。では、取り付け!
…と思ったら、形が合わない!?
見本の図と比べると…あれれ?軸の形が違う!?
どうやら、マイナーチェンジがあった様子。さし込めなくなっちゃいました。
うーん、仕方ないので、棒の部分だけを利用して、空き箱と組み合わせ。
なんとかうまく動いているみたいなので、しばらくこれでしのぎます。がんばって工夫して使っている感…。
フィラメントは、一番安価だったのと、電子工作でもお世話になっていることもあってELEGOOをチョイスです。白と黒を買いました。
まずは、テストでキューブを印刷!
白と黒で、何か印刷したいですね。
ということで、ミニチュアの MZ-700 フィギュアを印刷してみます。キーボード以外のボディは白と黒なのでちょうどいい感じ!
データは @catsin さんが作成のものを使いました。レトロPCの3Dプリントできるモデルがたくさんあってすばらしいです!
京都電創庵 / Release Project / 3Dmodel_MZ700
https://bitbucket.org/kyoto-densouan/3dmodel_mz700/src/master/
元のデータは、1/3スケールなのですが、Adventurer3で印刷するには、ちょっと大きめだったので、50%印刷にします。実機の1/6スケールですね。
カセット、プロッタプリンタは部品が細かいので、それらの付いてない MZ-711 を作成しました。
4つに分割されている黒いパーツ、最初はバラで作ったのですが、このサイズだと表面のデコボコとか精度の誤差で、カチッと組み込めなかったので、4つを最終的な形になるようにくっつけた状態で印刷しました。
色はガンダムマーカーです。基本色の青と黄色がちょうどMZ-700のキーボードの色でした!
完成!なかなか、雰囲気出てますね!色塗りで、少々はみ出てしまいました…。ちゃんとマスキングすればよかった…。(マスキングテープ持ってたのに!)
最初は、本体同梱だった赤色フィラメントで X1C を作ろうとしてたのですが、フィラメントが透明だったのでちょっと違う感じになってしまいました。不透明の赤色を入手したら、X1Cも作ってみたいです。
PasocomMiniと同じ1/4サイズでも出力してみました。まだ下の部品だけ。このサイズになると、複数部品をまとめて印刷できないです。印刷範囲に収まりきらない。
てっきり、ここのペーパークラフトMZ-80KをA4用紙に出力したものが1/4サイズだと思っていたのですが…
ぜんぜん違いました…ペーパークラフトも1/6サイズぐらいでした。
PC Watchで、ペーパークラフトとPasocomMiniが並んでる写真があったので、てっきり同サイズで1/4なのだと思い込んでいました…。
PC-8001やFM-7、MZ-80C……懐かしのパソコンがミニサイズで現代に甦る!
ハル研究所が発表した「PasocomMini」の詳細と狙い
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/1058/919/html/pcm2.jpg.html
よくよく考えれば、そんなわけないですよね。思い込みこわい。この写真のペーパークラフトは大きめの紙に印刷してたのですね…。