M5StickC:バーサライタ+ライドウォッチ

M5StickC バーサライタのモーター部分は、仮面ライダージオウの変身アイテム「ライドウォッチ」に組み込みました。

ライドウォッチの上に映像がブワンッって表示される、劇中のやつを再現したかったのです!

ライドウォッチは、一番安売りしていた仮面ライダー鎧武極アームズを改造しました。ガイム、すまない…。
劇中に登場してないライドウォッチは、安くなってる確率高いですね。僕が買ったときは460円でした。だんだんモノも減っていくだろうから、価格は不安定になりそうです。ライドウォッチホルダーを買うと、仮面ライダーゴーストのライドウォッチついてくるので、ホルダーとセットで買うのも良いですね。

食玩版(SG)とガシャポン版(GP)の廉価版ライドウォッチは、前面カバーが固定されてたり、ボタンギミックが省略されててボタン押せなかったりするのでこの改造には向かないです。(最初の写真のジオウライドウォッチが食玩版です。)


サイズ的にうまくモーターが入るかどうかが問題です。並べてみた感じだと、いけそうな気はしますが…やってみます!

まずは、ライドウォッチの分解。

回転するカバー部分を外して、指定された箇所を押しながらスライドすると、電池が現れます。

ボタン電池3個で動作していました。ここまでは通常の電池交換での分解ですね。ネジを外して中身をチェック。

バネがピヨーンって飛び出してしまうので、注意してください!

どんどん分解。

裏面にはスイッチ3つ。

一番下の面です。スピーカーは 0.25W 8Ωでした。

この黒い丸いものの下に、メインコントローラICがあると思われます。

上側の押しボタンのところにもスイッチついてました。同じ基板上に、LEDも付いています。

前面プレートのこの部分にLEDの光を入れることで、発光ギミックを行ってました。よくできてる。


モーターを内蔵するための改造に入ります。

前面に「ここにモーターを付けてください!」と言わんばかりのプレートがありますので、ここにモーターを付けます。

ピンバイスで穴をあけます。

順々に穴を大きくして3mm穴まで到達。

実はピンバイス今回初めて使いました!サクサク通る!すごい便利!たのしい!

ホルダーはタミヤのやつが欲しかったのですが、ちょうど売り切れ&在庫は高騰してたので、それのOEM元であるアネックスのを買いました。タイミングによっては、タミヤの方が安かったりするみたいですね。

ドリルは付属してないので、これも定番のセットとして紹介されていた「プロクソン(PROXXON) ドリル10種セット 」を買いました。

3mmまで穴を開ければモータの軸は余裕で回転します。

同じように、ネジ穴も開けてモーターホルダーを固定。2か所固定して、はみ出す部分はカットしました。

ガッチリ固定!


これが入るように、前部パーツに穴をあけます。

バキバキと容赦なく。プレートで隠れる部分なので、少々粗くても気にしない。

プレート部分の固定箇所は、そのまま使えるので、ピタッと収まりました。すごいバッチリ!

あとは、後部パーツに収納スペースをあけるため削りまくる。

かなり容赦なく削りました。裏側には豪快に穴もあけて…

収まりました!

そして、後ろ側のプレートを取り付けると、削った部分がうまいことプレートに隠れる感じに!最高では…!?

モーター軸だけがちょっとはみ出したので、プレートに穴をあけてます。ギリギリでピッタリすぎる。

電池ボックスを接続。

ボタンを押したらモータを回転するようにしたかったのですが、ボタンスイッチは抵抗が大き目のスイッチだったので、モーターと電池を接続してもスイッチONで回転しませんでした。

素直に、モータースイッチはスライドスイッチ式にしておきます。

完成~!


さて、当初の目的の「ライドウォッチの上に映像がブワンッって表示される」やつですが…

ううーん、半径8ドットでは結構きびしい…。

表示を小さくしたら、なんとなく見える…か!?