Z80マシン用共通OS、S-OSをコンパイルしてみます。
S-OSについての詳細はこちら。
S-OSのページ ~THE SENTINEL~
http://www.retropc.net/ohishi/s-os/
上記ページ内のWindows95/98/NT/XP用のアーカイブに、UNIX版のソースが入っていますので、こちらをコンパイルします。
zip展開後、sourceディレクトリに移動して、configureでMakefileを生成します。
まずは、make,gcc,g++をインストール。
sudo apt-get update sudo apt-get install make sudo apt-get install gcc sudo apt-get install g++
そして configure
sh configure
Makefileが出来上がったらmake
make
S-OS完成!
memo:
最初にチャレンジしたときは、ncources が無かったりしてエラーが出たんですが、いろいろコンパイル環境インストールしているうちに、問題なくなってました…。
どのパッケージで解決したのかよくわからないので、初期化したら環境再現できないかもしれない。
出来上がった sos ファイルと、sos.iniとsword.bin を同じディレクトリに入れて、起動!
I need 80 width on screen, found only 65 width.
「行数足りませんよ!」とのこと。スクリーンのフォントサイズ小さくして再挑戦。
I need 25 width on lines, found only 22 lines.
「桁数足りませんよ!」とのこと。クゥー。さらにフォント小さくして再挑戦!
読めないこれ…。
「sword.bin がデフォルトの /usr/loca/lib/ に無いよ」とのこと。
指定します。
./sos -d sword.bin
これで。
起動完了!
起動できたらフォント戻してもOK。
フォント小さくしてから戻すと、Terminalのスクロールバーが消えてしまうのですよね…。
FUZZY BASIC 使ってみます。S-OS起動ディレクトリに FUZZYBASIC ファイルを入れて
「D」でファイルリスト、「L」で指定ファイルロード、「J」で指定アドレスにジャンプ。ファイルリストの先頭が指定する実行アドレスです。
動いたー。終了するときは「BYE」です。S-OSの終了は「!」です。
S-OS内では、カーソルキー、バックスペースキーは使えません。
Ctr+F(→) / Ctrl+B(←) / Ctrl+P(↑) / Ctrl+N(↓) / Ctrl+H(バックスペース) を使います。(PocketCHIPにはつらい。)
基本的に英大文字を使うので、起動オプション -c (CapsLock)を使うといいでしょう。
./sos -c -d sword.bin
こんな感じだ!