Adventurer3 : あったほうがいい工具

3Dプリンタで出力したものは、プレートにくっついてたり、サポート材が付いてたりするので、出力後に作業が必要です。そんなときにあったほうがよい工具をまとめました。


ラジオペンチとニッパー

ラフトやサポート材を取り除くために、細めのラジオペンチとニッパーを用意しましょう。手でパキパキとちぎってもいいのですが、かなり固い場所もあります。力の入れ加減で変なところ折ってしまう場合もあります。

スクレイパー

プレートと生成物はかなり強固にくっついています。手で剥がすのは厳しいです。プレートとの隙間にスクレイパーを入れて剥がしましょう。僕はテープはがしカッター使っています。刃物なので扱いに注意!

ヤスリ

サポート材はずしたところがデコボコしてるので、ヤスリで磨いてあげましょう。とはいえ、PLA素材だと、ヤスリ跡があんまりきれいに磨けないのですよね…。最後に、ちょっと火であぶると良いそうです。

ABS素材だと、いいかんじにヤスリがけできるみたいですね。

手袋

作業するときは、絶対に手袋しておいた方がいいです。危険がイッパイです!
・プレートから手ではがそうとして、薄いラフトが爪の間に刺さる。
・プレートからスクレイパーではがすときに力を入れすぎて指を切る。
・プレートのエッジがなにげに鋭くて指を切る。
・サポート材をはがすとき、パーツに鋭角な角ができてて細かい切り傷ができる。

なにげに、プレートのエッジが強烈です。油断すると、いつのまにか中指の皮をサクッとやられます。

最初のころ、手袋なしで作業していたのですが、その夜に風呂に入ると、妙に手にお湯がしみるんですよね…。
いつのまにか細かい切り傷ができていたみたいなのです。

作業ボックス

工作部屋がある場合は良いのですが、リビングなどで作業する場合、気を付けていても、あちこちに破片が飛び散りまうちは、作業ボックスを導入しました。

両側から手を入れて作業します。ちょっと狭いですが、すぐ慣れました。

ゴミを捨てる前にガシャーンと倒してしまわないように注意…!

瞬間接着剤

生成物が破損した時のために、接着剤用意しておくといいです。
まだ僕も試行錯誤中です。

本気でくっつけるなら、PLAを溶かしてくっつけるアクリルサンデーが効くようです。体に悪いので喚起必須とのこと。

3Dプリント品の接着検証結果をまとめた「セメダイン、3Dプリンタ樹脂くっつけるってよ」
https://idarts.co.jp/3dp/cemedine-mft2018/

接着剤をいろいろ試す -PLAの接着
https://3dp0.com/adhesive/

ピンバイス

穴をあけたいとき便利!モデリング時に穴をあけたつもりが、出来上がってみたらふさがってしまってることもよくあるので、そろえておきましょう。

デジタルノギス

対象物の長さを正確に測りたくなりますよね!…といいつつ、僕もまだ買ってないです。