箱の中には「CHIP」搭載済みの「PocketCHIP」が!
他には何も入っていません。充電用USBケーブルは各自用意しましょう。
「CHIP」単体で買った場合は、TV接続用のケーブルが付属してくるみたいです。
箱の裏側には簡単な説明が。「充電!」「パワーオン!」「遊ぼう!」だけですけどもw
詳細なドキュメントはこちらですね。英語ですが画像も多いので読みやすいです。
PocketCHIPを手に取って「結構大きい」と感じた人が多いみたいなのですが、僕はSL-Cザウルスサイズを考えてたので、ほぼ想定通りでした。
Zaurus SL-C700を開いたところと比較。大体同じサイズ感。
キーボードは「プチプチ」という感覚でしょうか。固めです。こちらも、Zaurus SL-Cシリーズと似てる気がします。静かな場所だとクリック音が響くかも。
SHIFTキーがロックされないので、2つのキーを同時に押す必要があります。親指入力だとちょっとこれ難しいんですよね。SL-Zaurusも、同じ問題ありましたが、フリーソフトでSHIFTロックさせてました。
CHIP部分を取り外してみました。しっかり差し込まれてるので、遊んでいるうちに外れてしまうことは無いでしょう。
「ジャケットフォン」とか「PCエンジンコア構想」が頭をよぎっていきました。
ちなみに「PocketCHIP」搭載の「CHIP」を取り外しても、そのままでは「CHIP」として動作しないみたいです。「PocketCHIP」専用でタッチ画面/キーボードをカスタマイズしたOSになっているとのこと。
タッチスクリーンにはミヤビックスの保護シート「OverLay Plus for PocketCHIP」を貼りました。
タッチスクリーン、スマートフォンのような「静電容量式」ではなくて、NintendoDSのような「抵抗膜/感圧式」のようです。なので、指以外のスタイラスでも操作可能です。
指タッチでも結構反応良かったので、最初は「静電容量式」だと思いこんでました。指以外で操作できてビックリした。
ゲーム作成で画面にグラフィック描いたりもするから、たしかに細かい操作のできる「抵抗膜/感圧式」で正解だと思いました。どうせなら、本体にスタイラス収納できる場所があるといいのになー。
価格的に、いまの画面もキーボードも文句は無いのですが、将来的に、VGA程度の画面と入力しやすいキーボードの「PocketCHIP Plus」とかが出てきたら面白いですね。
「PocketCHIP」本体にはスピーカー付いていません。音を聞くには、ヘッドフォン(有線/Bluetooth)を接続する必要があります。
僕はパッシブ型の小型スピーカーを使ってます。ゲーム音を聞くだけなら十分。電源、USBが使えなくなるので、それが困る場合はちょっと延長するとか必要ですね。
ステレオ→モノラル変換アダプタが長さ的にちょうどいい感じでした。音声はモノラルになってしまいますけども。
ハードウェア強い方なら、スピーカーを本体に内蔵する改造もよさそうですね。
8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」 スピーカー取り付け方法!! 【改造】(とんちき録さん)
http://ton-chi-ki.blogspot.jp/2016/08/8bit-pocketchip_26.html
「CHIP」は、日本の技適を通してないので、日本国内で電源を入れてはダメなのです…。
電波を出さないようにするためには、WiFiをOFFにして、有線LANで接続します。USB有線LANアダプタは、差し込むだけで認識・接続できました。簡単だ。ちなみに、僕の使ってるのは「PLANEX USB2.0 有線LANアダプタ UE-100TX-G3」です。ちょっと古めか。
WiFiは設定画面からOFFにできます。
Bluetoothは、GUIからは操作できないので、TerminalからOFFにします。
(そもそもの初期状態はOFFなのかも?)
厳密には、技適を通っていなければ、電波を出すことが可能な機器は、その機能をOFFにしても、日本国内ではダメとのこと。キビシイ。
この辺が解決されて、堂々と日本国内で使えるようになればいいのですが、わずか$9の「CHIP」にそこまで要求するのは無理そうな気がします。
「Raspberry Pi」にように、本体には通信機能を持たせずに、USBなどで「技適通過済み」のWiFi/Bluetoothアダプタを使う形式のほうが、今の日本の状況には合ってますね。通信機能なしの「CHIP」が出てほしいところです。(そもそもの「CHIP」のポリシーと外れちゃうけど。)
同じに見えるけど、それぞれ傷修復/反射防止/ブルーライトカット/光沢 です。