MZ-80K2 フィギュア

3DプリントできるMZ-80K2のモデルデータを公開されている方がいらっしゃいました!

~ MZ-80Kシリーズ進化の歴史 ~ (レトロな○○ギャラリー) – AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/retro/556262.html

MZ-80K2は、僕が最初に触れたPC(当時は「マイコン」と呼ばれてましたが)だったので、思い出深いです。これは出力しなくては!

天板部分などの追加サポートなしで大丈夫かな…?と思いながら出力してみると、めっちゃきれいに完成しました!これはすごい…!

手持ちの液晶をセットしてみました。(基板との接着を剥がすときに画面を割らないように注意!)
モデルが1.3インチの液晶サイズに合わせてつくられているので、サイズピッタリです。

残りのパーツも出力。付属のキーボード画像を貼り付けます。転写シールを使いました。転写シールすごい!!


以前に作っていた MZ-1200 エミュレータを改造して、外部LCDにも出力してみました。
外部LCD出力は LovyanGFX ライブラリを使用。CS端子なしの液晶なので、少し工夫が必要です。

単純に 外部LCD のインスタンスを用意すればいいのかなと思ってたのですが、そう簡単ではなく、らびやんさんに相談していろいろアドバイスいただきました。アドバイスというか、正解を教えてもらったというかw

LCDを表示するために用いるハードウェアSPI は VSPI と HSPI の2系統用意してあって、
名前が違うだけで、機能には差がないようです。
本体のLCDではVSPIが使われています。
なので、外部LCDを使うには
・VSPIを使い、内部LCDと同じ MOSI/SCLK ピンを使う。一緒に使うためには、初期化手順に工夫が必要。
・HSPIを使い、内部LCDで用いているMOSI/SCLK ピンは使わない。DMAも内部LCD(DMA=1)とは別のDMA(DMA=2)を使用する。

外部LCD接続、使えるピンが足りるか不安だったのですが、VSPI使う方法であれば、MOSI/SCLK ピンを共有できるので、あとは G2/G5 の汎用GPIO 2本だけで行けますね。

X1エミュレータの画面も表示してみました。MZ-80K2でデゼニランド行ってみたかったー。