M5Stack:M5Stackスピナー

iPod touch(2世代目)って、背面が丸くカーブしているんですが、それを利用して「机の上に本体を置いて高速回転させ、残像で模様を表示する」という動画を見たことがあったんです。凄いインパクトでした。

僕も、いつの日か何かをくるくる回して画面表示したいと思いました。

その日が来たのです!


仕掛けとしては、バーサライタっていうやつでしょうか。

週刊アスキー:アイドルイベントで見たバーサライタ機能付きペンライト「きらきライト」が凄い
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/378/378828/

ポケモンが表示できる「ポケモーション」って製品もありましたね。

ポケモーション
https://www.nintendo.co.jp/n09/p_motion/index.html


そしてM5Stackです。回すには、ちょうどいいサイズですよね!

なんとかこれを回してみたい。どうやれば回せるか…。

あたりを見回すと、ブームの時に買ったハンドスピナーがありました。3枚羽根ではなく2枚羽根タイプです。

これを、M5Stack FIREの裏側に取り付けてみると

ピッタリ!あつらえたように!この日のために、このハンドスピナーを買っていたに違いありません!


ということでプログラムです。MicroPythonで書きました。

表示は、端から中心にかけて、横方向にドット一列だけ。1ドットは 8×8 で大きめに表示。
一列全体を表示するごとに、4ミリ秒のWaitを入れてます。あとは、画面の真ん中に、回転のブレを確認するための中心点を書いてます。

ほんとは、回転速度も計測して、Waitをうまいこと動的に変えたりしたらかっこいいんでしょうけど、今回はそんな高度なことはやってないです。

フォントデータは以前に作ったものをプログラム内に持ってます。英数字、全角12×12。(ひらがなはソース長くなるので省略。)

では!いざ回転!

回転が安定しないこともあり、あまりきれいには出ないですね。がんばれば、なんとか読める…か?かな?どうだ?ぐらいの感じですね。


低速度シャッターが使えるカメラアプリで撮影してみました。

1/8秒シャッターで撮影。

アプリの解説を見ると、もっと低速度にできるらしいけど、僕のスマホだとここまでしかできなかった。「5!」見えますね!

4秒シャッターで撮影。

回転がかなりゆっくりになってから撮影です。読める…!読めるよね!


1/8秒シャッターは「Camera FV-5 Lite」、4秒シャッターは「Long Exposure Camera 2」を使って撮影しました。


その後もチャレンジは続く…