ずっと、机の上で動かせる、小さいロボットが欲しかったんです。
それと、最近は、M5Stackを触りだしたことで、小さいマイコンに興味が出てきてて、micro:bit が気になっていました。
そこに登場した PLEN:bit!小さいロボットとmicro:bitのセット!これは欲しい!
ロボットは、すでに発売されていた PLEN2 mini がベースになるようで、これに micro:bit をセットできるようなインタフェースを付けたものになるとのこと。
Kickstarterでの募集が始まった 2018年11月末に PLEN:bit Assemblykit+micro:bit:Earlybird で出資。
なかなか目標額に届かず、ドキドキしていたのですが(もちろん、中の人はもっとドキドキだったでしょうけれど)締め切り1日前に目標額クリア!成立となりました。発送予定は2019年4月。
そして時は過ぎ、予定通りに 4/末から発送開始となりました。僕の分は、第3弾での発送で、5/18に無事届きました!
自分が第何弾の発想になるのかのお知らせと、発送通知は欲しかったなーと思います。人員的に難しいかもですけれど。最近は配送のトラッキングできることが多かったので、贅沢な環境に慣れてしまっていますね。
ロゴの付いた、カワイイ箱に入ってました。
部品いっぱい!
紙の組み立て説明書は付いていないです。公式サイトに PDF と YouTube動画が用意されてます。
僕は iPad Pro で説明書を見ながら作りました!
届くまでに何回か見て予習しておくと、手順間違えずに良いと思います。黒い部品の部分は、ちょっと見えにくいかも。部品の向きに気を付けて…。
パーツは3Dプリンタで作成、とあったので、パーツ全てがそうかと思ってたのですが、成形プラスチックのパーツもありました。
M5Stack と micro:bit のサイズ比較。micro:bit、想像していたよりより大きかったです。
ボディ部品にM5Stack を入れてみる。(ボトムは外しています。)
いい感じで収まりますね。いつか、こういうのもやってみたいところです。サイズが同じなだけで、そんな簡単にいくものでもないと思いますけれどw
途中、サーボの初期位置をセットするために、制御パーツにサーボを接続して電源を入れる手順があります。
初期状態の micro:bit には、サーボ調整プログラムが入っているとのこと。電源を入れたら、LEDに顔が表示されて、サーボが初期位置になるはず。
…のはずだったのですが、うちのは入ってなかったみたいです。micro:bit の機能紹介デモプログラムのようなものが実行されました。
公式サイトからプログラムファイルをダウンロードできますので、大丈夫。
https://makecode.microbit.org/00474-00996-34760-47766
plen-Basic
Microsoft MakeCode のエディタが開きます。「ダウンロード」でプログラムをダウンロードできます。プログラムは拡張子 hex でした。
中身は、16進ダンプが書いてあるテキストファイルでした。
micro:bit をUSBに接続すると、micro:bitがドライブとして認識されます。そこにhexファイルをコピーすれば、書き込みが行われます。
書き込み後、micro:bit が再起動され、プログラムが実行されます。この段階で、コピーされたhexファイルは削除されて見えなくなってます。
micro:bit に直接ブラウザから書き込む方法もあるのですが、それはまた後ほど…。
はい、顔が出ました!サーボも「ジャッ!」とか鳴りつつ、初期位置に設定されました。
サーボが初期位置になっている状態で、手足のパーツを付けていきます。
サーボの部品は、角度をキッチリ合わせたいところなのですが、ギザギザ歯車に差し込む方式なのでどうしてもちょっとズレちゃいますね。PLEN 2だと、このあたりはアプリで初期値微調整することができるみたいです。PLEN:bit は、そういうのは無さそうかな?
サーボ8個あるので、コードがいっぱい。差し込む場所を間違えないように…。
完成!
「ワーイ!仲間だ!」
前の部分には、センサー用のピンソケットが2つ。ピンソケットは付いてないですが、センサーあともう一つと、I2C / SPIに使うと思われる端子もありますね。
サーボも、あと4個 繋げられそうです。
付属のセンサーを付けると、micro:bit のボタンは隠れてしまいます。どうやって押すのかと思ったら、センサー本体ごと押すという方式!
PLEN:bit と COZMO pic.twitter.com/RSkyjVNIhP
— Nochi (@shikarunochi) 2019年5月20日
ちょっと残念だった、というか、僕の勘違いだったのですが、micro:bitってWi-Fi 通信とか、通常の Bluetooth 通信とかは、組み込まれてなかったんですね。
通信機能はあるのですが、micro:bit 同氏の独自通信か、BLEによる特定の通信ができるだけのようです。
Wi-Fi で接続して「メールが届いたら手を挙げる」的なことができればなー、と思ってたので、そこは残念。
とはいえ、標準状態ではできないってだけで、十分な拡張性はあるので、このあたりは今後の楽しみとします。