MZ-700エミュレータに続いて、PC-8001エミュレータもCardKB対応しました。
PC-8001 emulator for M5Stack FIRE
https://github.com/shikarunochi/m5n80
「Symキー」による記号入力もキーボード表記通り可能です。PC-8001側の「GRPH」で入力する記号は今回は対応してません。
「ESCキー」が「STOPキー」になってます。「mon」でモニタに入った後に抜けるための「Ctrl+B」は「Fn+B」で入力可能です。(Ctrl系で割り当ててるのはCtrl+Bのみです。)
ジョイパッドも併用可能です。
ただ、ジョイパッドが接続されていることをジョイスティックのI2Cが読めるかどうかだけで判断してるので、ジョイスティック側だけ接続して、ボタン側を接続しないと、ボタンの信号が「LOW」になって、つまり押しっぱなし状態になってしまいます…。
一度「HIGH」検出するまではボタン無効にする、みたいな処理を入れといたほうがいいかもしれないですね。今回はそこまでやってないです。
M5Stack本体だけで「n80ファイル」が選択可能なファイラーも実装しました。Bボタン長押しで起動します。Bボタン長押し導入に合わせて、AボタンとBボタンの役割を入れ替えました。
Aボタン:PCGのON/OFF切り替え
Bボタン:設定してある「N80」ファイル読み込み
Bボタン長押し:「N80」ファイルファイラ―起動
Cボタン:Wi-Fi接続&Webサーバ起動のON/OFF切替
PC-8001エミュレータ for M5Stack FIRE、CardKBでの操作と、端末からのn80ファイル選択に対応しました。
このキーボードはシューティングゲームには向かないですね。 pic.twitter.com/pFsca3CEUy— Nochi (@shikarunochi) 2019年2月2日
main.cppの「#define CARDKB_ADDR 0x5F」の値を変更すれば、M5Stack FACESのキーボードも使えるんじゃないかと思います。が、FACES持ってないので、実際の動作は確認できてないですー。
このエミュレータが実行可能なのは、2019/01/30 時点では M5Stack FIRE のみです!
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